菊芋はキク科ヒマワリ属の植物。じゃが芋やしょうがと形が似ているが、まったく別物です。秋に咲く花が菊に似ていることからキクイモ(菊芋)と名付けられたと言われています。菊芋は頑強で繁殖力が強く、一度種イモを植えれば翌年以降も自然に育つ生命力を持ちます。当店のきくいもパウダーは、宮崎の太陽をたっぷり浴びて育った非化学肥料・無農薬栽培の菊芋を使用しています。

イヌリンは糖質ですが、人間にはイヌリンを糖として消化する酵素がないので、水溶性食物繊維としてゆっくりと消化されていきます。なので、菊芋は血糖値を上げません！それだけでなく、水溶性食物繊維は、同時に摂取された食べ物の消化もゆっくりにするので、糖の吸収が緩やかになり、急激な血糖値の上昇を防ぎます。また、腸内に残った糖、コレステロール、老廃物を包み込んで排出し、吸収を妨げる効果も！

イヌリンは、乳酸菌、ビフィズス菌といった善玉菌のエサになるので、善玉菌を活性化させ、悪玉菌を減少させます。腸をキレイにし、消化吸収を良くする ことで、お通じがよくなる。そして、お通じが良ければ、溜まった毒素が体に吸収されることもなくなるため、血液がキレイになり、全身の細胞が元気に！

菊芋は強靭な植物だということがよく知らています。菊芋を栽培すると、菊芋の切れ端をその辺に捨てておくだけでも、芽が出てどんどん育ちます。また、一度栽培したところでは、菊芋を全部採ったつもりでも翌年、ワーッと芽が出て始末に困ることも…果物・野菜に含まれているポリフェノールですが、菊芋の皮にももちろん含まれています。